知人のリストラ、
選ばれ続ける個人の重要性
知人が勤め先からリストラを告げられた経験。これが私の転機です。
彼は転職先でもリストラにあい、家庭環境は複雑になりました。僕からするととても尊敬できて親しみやすい人だったのに、なぜ彼はリストラにあわなければならなかったのか。なぜ働く上でこんなにも苦しい思いをしなければならないのか。苦しむ彼の姿を間近で見て、社会には当事者を含め多くの見えない課題があると思うようになりました。
就職活動では、彼とその家族のような経験をする人を少しでも減らしたいと考え、マッチングビジネスに興味を持ちましたが、どこかしっくりこない。人と企業を結ぶだけでなく、組織から選ばれ続ける個人を育成し、世の中で活躍する人材へと変革すること。
それこそが本当の課題解決なのではと気づき、その想いを形にすべくリンクアカデミーへの入社を決めました。
入社後の挫折、
人は人でしか変えられないと
教えてくれた上司
2017年に入社後、がむしゃらに挑戦を続け、新人の年間表彰であるRookie Of the Yearを獲得しました。
入社3年目には拠点(スクール)の責任者を拝命し、顧客数の多い組織マネジャーを任せてもらいました。自分よりも年次の高い社員を部下に持ち、メンバーに嫌われたくないという思いが先に立って意見を強く言えない。
周りに迎合して自分を押し殺す日々を過ごしてしまいました。
そんな私を𠮟咤激励してくれたのは当時の上司でした。
『あなたの基準が下がったらメンバー全員の基準が下がる。先輩にも忖度なく、若手には彼らの将来の為にも正しいと思うことを厳しく言いなさい。』
僕は逃げていた自分に気づき、愛のある指摘をしてくれた上司の言葉に救われました。
『人は人でしか変えられない』
この想いのもと、キャリアパートナーと組織の未来を変えるため、本気でメンバーに向き合いました。
時には厳しい言葉をかけることもあった。それでも向き合い続けることで、厳格性と主体性を帯びた、真の意味でひとりひとりが活躍できる組織へと変わっていきました。
誇りをもって仕事をする
現在は自社商品を開発する本社業務に取り組んでいます。仕事が楽しい、楽しくない。仕事に魅力を感じる、感じない。
こういった感情は紙一重だと思います。どちらに感じるのかは、自分に自信を持っているかどうか。自信の持ち方は十人十色です。
リンクアカデミーのビジネスモデルはi-Company創りを世の中に啓蒙し、キャリアパートナーに自信をもってもらうことにあります。
リンクアカデミーには「組織から選ばれ続ける個人を輩出し続ける」という大義があり、基幹技術としてモチベーションエンジニアリングが確立されている大きな強みがあります。その強みでキャリアパートナーのi-Company実現へと導くキャリアナビゲーターという仕事は、唯一無二の価値を創造していると確信しています。
私はリンクアカデミーが行っているビジネスがこんなにも誇りを持てる仕事であるということを世に広めていきたい。i-Companyの考えを凝縮した商品を世の中に届けていくことを通じて、私自身も変革し続けていきます。